どうも、おじんです。
全然違うタイトルにしてたんですけど、最終的にこれが言いたかったということをタイトルに変更しました。最初ダラダラ書いてますがお付き合いください。
※あらかじめ断っておきますが、批判ではなくてこのままで大丈夫なの?っていう懸念です。
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新規獲得へのアプローチ
前回のAMAで運営の発言で重要なポイントは次の2つです。
- 現在のプレイヤー数は想定した数ではない
- 今後、新規の受け入れ態勢を強化していく
その対策として、次のことを挙げていました。
- チュートリアルの改修
- アリーナのマイページの改修(UI/UXの向上)
- 上記施策後、XENOとの共同コラボの実施
順当に見れば、この後コラボ実施でユーザーが増えていくということでしょう。
でも、実際にそうなるのかというとかなり厳しいと考えます。(厳密にはコラボでユーザー獲得は見込めるが、持続しない)
なぜなら、対策として実施していることが問題点の解消になってないからです。
過去のAMAの傾向からも、運営の対策として考えていることが、効果が出ていないこと(例えばPGTの価値向上策やマケプレのフロア対策など)は明らかになっています。運営が期待した通りにユーザーが動かなかったということです。
チュートリアルやアリーナのマイページを不満に思っているユーザーがそもそもどれくらいいたのか?またそこを改善することで本当に新規の受け入れ態勢が整うのか?と問われると疑問を感じます。
なのでゲームを良くしていくためのアプローチ(少なくとも取り組むべき課題の優先順位)が間違っているのでは?と感じています。
解決策はシンプル
「既存ユーザーの声を聴いて、不満点を1つずつ改善する」
これに尽きます。
そもそもTOP画面やアリーナマイページに対してユーザーがどれだけ不満があったのか?って話で、それよりマッチングが対戦前で止まる、格差マッチング、連続マッチング、出金しても反映されない、マケプレのソートが上手く機能しないなどのクリティカルな問題が多々あるわけです。
ゲームとして、プロジェクトとして正常に機能してないといけない部分に即座に手を入れず、ユーザーから特別に声がめちゃめちゃ上がってるわけでもない部分に手を入れるというのは理解しがたいです。
バケツで例えると、ゲームの不具合やユーザーが不満に思っていることは、欠陥。つまりバケツにあいた穴です。穴を埋めないとユーザーがその内、穴から落ちていきます(ゲームから離脱する)なので、本来的にはバケツの穴を埋める(ユーザーの不満をつぶす、クリティカルな不具合を解消する)必要があるのに、UI改修は穴を塞ぐ行為にはなりません。
結局穴は埋めてないので新規が入っても穴から落ちるのでは?と考えてます。
何が言いたいかというと、アリーナへのアクセスを2タップから1タップに変えても、ホーム画面で宝箱を開けるようにしても、アリーナの諸問題を解決しない限り、プロモーションを打って集客しても離脱しますよね?ということです。
なぜなら多くのユーザーの不満はそこではないからです。
前回の記事でも書きましたが、既存ユーザーの不満は新規ユーザーの不満になりうる可能性が高く、ゲームに投資をしていない初期段階での離脱可能性は非常に高いと考えます。
ユーザーの不満を速やかに解消しなけれならない理由は、不満を放置すると多くのデメリットが発生するからです。
- 既存/新規ユーザーの離脱
- Xでのネガティブコメントの量産
- アプリストアでの低評価レビューの量産
ゲームの価値や信頼が損なわれ、ネガティブな情報が蔓延し、新規の流入が期待できなくなります。
稼ぎに対する不満は、減った一方で、主要コンテンツであるアリーナに対する不満(シーズン毎のギミックは賛否両論あるにせよ、それ以前に対戦前の切断や格差マッチング等)は増える一方です。今現在も多くのユーザーがストレスを抱えてプレイしています。
運営に欠けていること
「情報発信が少ない」
前回のAMA後にアリーナを改善するための意見を募るフォームが運営から出ました。AMAでの最後にもその案内があって、各ユーザーがフォームを通してゲームへのフィードバックをしたと思いますが、それを受けての対策方針は一切示されていません。なのでどの意見が採用されたかも分かりません。
AMAは、不定期(概ね月1)に開催されるエレストワールドの情報を獲得する主な手段です。今後の方針と質問回答という構成で実施されています。しかし、質問での要望に対して前向きに検討する、すぐに実施するという回答が得られたものに対してその後の対応方針・スケジュールの発表もありません。
なので、次のAMAで同じ質問をせざるをえないという状況が発生します。
総じて、ユーザーから意見を吸い上げてもその後がブラックボックスで、結局それがどうなったのか、どうする予定なのかが見えてきません。そこは随時開示していったほうがいいんじゃないかなと思います。少なくとも前回のAMAでユーザーが質問した中にいくつか優先して対応すべきものがあったはずです。
そう考えると個人的にはAMAは、必ずしもなくても良くて、Xやゲーム内でのお知らせの更新頻度を上げるという方向に切り替えた方が良いのではないかと思います。
AMAはかなり効率が良いですし、運営の生の声が聞こえるというメリットはありますが、ユーザーの安心感やプロジェクトの信頼度という点においては、情報発信の頻度やレスポンス性に勝るものはありません。
AMAでリアルタイムで生の返事が聴けるという安心感はあるものの、要望が実行されない、どうなったか分からないときの運営やプロジェクトへの失望感もまた大きいです。
コミュニティの問題
「情報が集めにくく分散されている」
現状、エレストワールドの公式コミュニティは存在しておらず、主にXや有志が開設したオープンチャットが情報獲得・情報交流の場になっています。
パズルゲームというジャンルなので誰でも簡単にプレイできますが、ちょっと情報をかき集めたいとなったときに、コミュニティ(あるいは記事やXで情報を提供している人)を探す必要があります。コミュニティによって情報がバラバラですし、そもそもコミュニティに到達できない人も出てくる可能性があります。
そう考えたときに、公式コミュニティがあれば、情報も集約できますし、公式サイトやXにリンクを掲載すれば誰でも気軽にアクセスができます。(NFTプロジェクトや海外BCGでは公式主導のDiscordやTelegramが用意されていることは一般的です)
雑談、初心者部屋、EARN方法、NFT売買相談、運営からのお知らせ、バグ報告、要望・改善などチャンネルを分けて運用すればユーザーの情報獲得・交流のハードルがかなり下がりますし、海外ユーザーへのリーチやユーザーの囲い込みができるという点でも大きなメリットがあると考えられます。
また、先の課題で挙げた情報発信の少なさも公式コミュニティの活用でうまく解決できるのではと見ています。もちろん、公式コミュニティを用意するだけでは良くなくて、運営の人が最低1人、あるいは責任感のあるコミュニティマネージャーやモデレーターを採用して、ユーザーの意見を運営に伝える役割と運営からの情報を発信する役割を担うことができれば、少なくともユーザーの安心感や信頼度は大きく向上します。
アンバサダーは宣伝を担い、コミュニティマネージャー(あるいはモデレーター)はユーザー対応及び情報発信を担うという態勢を作るべきかなと思います。
いろいろなブロックチェーンゲームを触ってきた身としては、公式コミュニティがないことにかなり違和感を感じてます。BCGはコミュニティでユーザーを囲い込んでなんぼだと思っているので、公式コミュニティを構築して、ユーザーとの距離感を縮めてファン化した方が上手くいきます。
ソシャゲーならユーザーが各々オプチャ作って、少人数でわちゃわちゃ楽しめば良いと思うんですが、BCGは、EARNが絡んでくるので、どうやったらEARNできるのかとかどのNFTを買えばいいかという部分は公式コミュニティで既存ユーザーや運営のサポートが絶対的に必要な部分だと思ってます。
まとめ
- 公式コミュニティ(Discord等)を用意する
- コミュニティマネージャーを用意する
- 改善要望や不具合は、公式コミュニティで吸い上げる
- 優先順位をつけて、対応内容やスケジュールを公式コミュニティやXで告知する
現状、ユーザーが不満に思っていることと、運営がやろうとしていることに大きな乖離が生じているように感じています。
ポンジゲームにしない=何年も続くサステナブルなゲームにしていくには、公式コミュニティと、運営とユーザーの橋渡しを上手にできるコミュニティマネージャーが必要ではないかなと思います。
以上です。