どうも、おじんです。
やっぱりか…という感想でした。いろいろ書いていきます。
ゲームのクオリティが徐々に下がってる説
「CROOZ Blockchain Lab」が開発したゲームは、下記です。
1作目:XENO
2作目:エレストワールド
3作目:エルゴスム(※gumiと共同開発)
私はエレストワールドからの参入組ですが、エレストワールドはリリース時にクリティカルなバグはなく、NFTでEARNもできてました。それと比較するとエルゴスムは、アプリストアの口コミやXを見れば分かる通り相当酷い品質のようです。
実際に数日プレイしてみましたが、全体的にモッサリな動作、操作性の悪さ、コンテンツの薄さ・単調さを感じました。他にもバグや不具合がたくさんあるようでかなりのユーザー離れが懸念されます。
ゲームの根本的な仕組みは違えど過去作からも3vs3や4vs4のPvEやPvPという対戦のベースは同じはずなので、ノウハウはある程度引き継げるはずですし、ブロックチェーンの部分も流用してるはずなのでどうしてこういうことが起こるのかとても不思議です。
期待度が高い分反動がえぐい
数日でエレストワールドの口コミ数を超えたとき、相当多くのユーザーが期待してたんだなと感じました。もちろんXでの発信数も桁違い。一部攻略組の投稿がありますが、殆どは残念な声ばかりです。
リリース前のマーケティング戦略(エ〇とギフト券と声優とキャラビジュ)は良かったのに初動が後手後手で全て台無しになってしまった印象です。
ゲームを流行らせるために必要なこと
個人的にはゲームを流行らせるには、2つの要素のうち最低1つが必要だと思ってます。
- 面白いゲームであること(品質の高いゲーム、やりこみ要素のあるゲーム)
- 真摯な運営であること
特にブロックチェーンゲームでは、2が重要だと思っていて、課金(投資)するかどうかは、運営の情報発信で判断する人も少なくないはず。
・このゲームに長期的なロードマップが用意されているか
・長期的に持続するエコシステムになっているか
・ユーザーを惹きつける魅力的なコンテンツが継続的に用意されているか
・開発はロードマップに沿って順調に行われているか
などを運営の情報発信やホワイトペーパー、公式HPなどの情報を元に判断します。
Xを見ていると運営にブロックされたという声もちらほらありますし、情報発信頻度もだいぶ少な目(これは過去記事でももっと発信したほうがいいと提言しました)なので、ユーザーを軽視しているのか、リソースが本当に足りないのか分かりませんが、現状期待はしない方が良さそうです。
※ちなみに、過去のエレストワールドのAMAで運営側は、言葉遣いの悪い質問に回答しなかったので、表現の仕方が悪い(文句や誹謗中傷)とブロックされる確率が高いと思うので、エルゴスムのタグ付けをして発信するときは気を付けた方が良いかもしれません。
※エレストワールドのハッシュタグがついた投稿は運営がすべてチェックしてると言ってました。エルゴスムも同じ可能性が高いです。
本来的には、ユーザーの声は良いものも悪いものもすべて取り入れてその上でユーザーが必要な情報を発信するべきだと思いますが、エレストワールドのときから改善された様子は見えないのでそこも加味してこのゲームは判断した方が良いと思います。
現状、「ゲームの品質が低く」、「進捗など知りたい情報を提供せず」に「都合の悪い意見はブロックする」という運営なので、上記2つのいずれも満たしてないですし、NFTを獲得できるコンテンツもリリースされてないため、初期でNFTやトークンを購入した人たちはほぼほぼ損してるんじゃないかなと思ってます。(トークンの下落がえぐい)
例えば、これがリリーストラブルもなく、ゲームがサクサク動いて、コンテンツもやり込み要素があれば個人的には運営のやり方はどうでもいいです。文句言う人をブロックした方が運営・開発側の心理的負担も減りますし、数週間置きに次のアプデ情報流すだけでいいと思ってます。
しかし、ゲームの品質が低く、バグや不具合だらけでコンテンツも少ない場合は、運営が今後こうしていきますという情報を小まめに出す必要があると思います。なぜなら期待や信頼が上がり、ユーザー離れは最小限に食いとどめられるからです。
ちょっとした努力というかユーザーへの気遣いで機会損失を防げるのにそれをやらないのが不思議ですし、エレストワールドの時から何も学んでないんだろうなと感じました。
開発力がないのか運営力がないのか
エレストワールドと同様にリリース延長を繰り返した上での、今のゲーム品質であることを考えるときっと開発力がないんだろうなと思います。あるいは、スケジュールがキツ過ぎるか。
だとしてもロードマップでは2023年にα版リリースの記載があるので、2024年の後半にリリースされたことを考えると、開発力がなさすぎて遅延を繰り返してきたのだろうなと想像がつきます。
エレストワールドがリリース数か月で開発を停止(次期コンテンツの告知が数か月ないのでおそらくそう)し、リリース前に告知していたビッグコンテンツが未だ実装されず過去イベントを繰り返していることからも、エルゴスムもユーザー数が減って、採算が取れないと判断された場合は同じようになる可能性が高いかもしれません。
※XENOだけをプレイしている人、XENOとエレストワールド両方をプレイしている人の見え方はまた違うと思うので、あくまでエレストワールドだけをプレイしている一プレイヤーの見え方であるということを付け加えておきます。
どれくらいプロジェクトへの運営の熱量が違うかはXENOとエレストワールドのXアカウントを覗けば一目瞭然です。差にビックリします。現状エルゴスムはエレストワールド寄りの運営であることがXを見れば一目で分かると思います。
リリース延期を繰り返すことは、明らかにユーザーの印象は良くないと思いますし、2プロジェクト連続でそれが起こっていること、尚且つそれでもゲームの品質が低いことを考えると運営体制がかなりヤバいのではという印象を持たざるを得ません。
相当やばい状況
リリースから1か月経っても不具合修正やゲームバランス調整に費やしている状況でEARNコンテンツは未だリリースされていません。
その間にトークン価格は大きく下がり、ユーザーも明らかに減り続けています。
リリース前までずっと安定していたトークン価格もリリース後1か月で90%以上下落しています。
そういう状況にも関わらず運営は直前告知からのメンテを実施し、ゲームバランスが崩れたりまた別の不具合が発生するという問題が発生している状況です。
・いつになったら安心して(そこまで不満なく)プレイできるのか
・いつになったらEARNコンテンツがリリースされるのか
・今後どういうスケジュールでイベントを開催するのか
・ここまでトークンの価値が下がってしまったがどう盛り返すのか
これらの説明は必要かと思います。必要というか…必須ですね。都合が悪いとAMAもやらないしXの発信も最低限になるところがあり、それがユーザー離れをさらに加速させているということを認識したほうが良いのかなと感じます。ゲームが良い感じになればユーザーが自然に戻ってくると考えてそうなのがとても恐ろしいです。そうなる可能性ももちろんありますが、一度離れたユーザーは他のゲームに触れる機会が増えて、そこで面白いゲームに出会ったら戻る可能性は限りなく低いです。だとしたら今もプレイしているユーザーを1人でも離れないように小まめに情報を発信するのが重要ではないでしょうか。
まとめ
ゲームのバグや不具合は今後改善されるにせよ、運営の情報発信力(内容や頻度)は今後、ブロックチェーンゲームとしてグロースさせるのにマストだと思ってます。
少なくともXENO並みの発信頻度、理想的にはラスメモ並みの細かい内容や頻度での発信ができないと尻すぼみになっていく可能性がかなり高いと思います。
ゲームのポテンシャルとか素材の良さをユーザーとのコミュニケーション不足だったりユーザーの声を聞き入れない姿勢によってことごとく潰してしまってる気がします。
少なくともテスターとSNS担当、希望を言えば表に出れるプロデューサーの体制は整えたほうが良いと思います。
以上です。
過去にエレストワールドで提言した参考記事↓